ワードプレスとは

ワードプレスとは、WEBサイトの作成をWEB上で簡単に行うための無料のソフトウェアです。
ワードプレスはCMS(コンテンツマネジメントシステム)の一つです。
賢威はワードプレス版とHTML版があり、当サイトで紹介しているカスタマイズ方法およびカスタマイズサポートの全てはワードプレス版のものとなります。

ワードプレスを導入するメリット

専門的な知識が無くても記事の追加や管理、編集ができる

ワードプレスは専門的な知識がなくても直感的に記事の追加や管理、編集ができる管理画面が用意されています。
直感的に記事の追加や管理、編集
そもそもの話ですが、WEBページはHTML等のコードの集まりでできており、本来記事等のページを作成するには、そのコードを記述していく必要があります。
コードの集まりはこのようなイメージです↓

<!--▼▼ ヘッダー ▼▼-->
<div class="keni-header_wrap">
	<div class="keni-header_outer">
		<?php
		$str_layout_header_name = get_keni_layout_header_name();
		get_template_part( 'keni-html-parts/keni', $str_layout_header_name );
		?>
	</div><!--keni-header_outer-->
</div><!--keni-header_wrap-->
<!--▲▲ ヘッダー ▲▲-->

そしてコードを記述したファイルをサーバーにアップロードしなければなりません。
ワードプレスはそれらの作業を管理画面上で行えてしまう(記事を作るだけならコードの記述は不要)ため、記事の追加や管理、編集がとても簡単です。
※賢威等のテーマ自体をカスタマイズするにはファイルを直接編集してコードを記述したり編集していく必要があります。

WEBサイトの初期設定がほぼ自動でできる

ほとんどのレンタルサーバー会社では「ワードプレスのかんたんインストール設定」というものが用意されています。(呼称はサーバー会社によって異なります。)
そのため、ドメインさえ用意できてしまえば、すぐにWEBサイトの土台を用意することが可能です。

データベースも自動で設定

ワードプレスはウェブサーバーに全てのデータが保存されるわけではなく、記事のデータはデータベースという「箱」に保存されます。
画像等はウェブサーバー、文章等はデータベース
このデーターベースの用意、設定も「かんたんインストール設定」を利用すれば自動で行ってくれます。

とても便利な拡張機能が豊富

ワードプレスには機能を拡張してくれる「プラグイン」というものがあります。
この拡張機能はスマホでいうところの「アプリ」のようなもので、インストールして有効化してしまえばすぐに利用可能です。
本来高度な技術が必要となるお問合せフォーム等もインストールして有効化するだけで実装が可能となっております。

WPのメリット
  • 専門的な知識が無くても記事の追加や管理、編集ができる
  • WEBサイトの初期設定がほぼ自動でできる
  • とても便利な拡張機能「プラグイン」が豊富

ワードプレスを導入するデメリット

セキュリティ管理に気を配る必要がある

ワードプレスはPHPというプログラミング言語で構成されています。このPHPという言語はとても便利で欠かせないものですが、不正な攻撃を受けやすいというデメリットがあります。
例えば、ワードプレスのログイン画面にランダムにログインを試されてしまうことで、不正ログインされてしまう可能性もあります。
そのため、以下の点を必ず気を付けていただく必要があります。

パスワードは簡易的なものではなく複雑なものにしてください

弊社で管理するワードプレスに関しましては以下のようなパスワードを利用しています。
例、x&4wterA0yIoFY645PbeSOlHQp
※上記は例ですので、絶対にそのまま使用しないでください。
※大文字、小文字、数字は必ず混ぜていただくと良いかと思います。

ワードプレスのバージョンは常に最新バージョンにしておく

不正な攻撃を試みるハッカーや、それらによって作り出されるウィルスは常にあの手この手で攻撃する機会をうかがっています。
ワードプレスはそれらの攻撃に対して、適時バージョン更新を行うことで対策を図っていますので、バージョン更新は忘れずに行っていきましょう。

HTMLのサイトより表示スピードが遅い

HTMLサイトが記事を表示するには、ページ毎に存在するサーバー上のファイルを表示させるだけです。
ワードプレスが記事を表示するには、データベースという「箱」から記事のデータを取ってきて、それを表示する仕組みになっています。
ブラウザとウェブサーバーとデータベース
そのため、ワードプレスの方が「データベースに行って取ってくる」時間が余計に発生し、表示スピードが遅くなってしまいます。

WPのデメリット
  • セキュリティ管理に気を配る必要がある
  • パスワードは簡易的なものにしてしまうと攻撃を受けやすい
  • HTMLのサイトより表示スピードが遅い